2016年1月4日月曜日

あけましておめでとうございます。

調布市の社会福祉法人で「ことばのソムリエ」の後継プログラムとして漫画家の義兄による「まんが塾」が始まっている。おいどんは仕事でなかなか見に行けず、ようやく今日、はじめて覗きにいけました。

今まで絵を描こうともしなかった人がイラストを描いてたりして、おいどんは「え!まじ?ちくしょー!ソムリエでは描かなかったのにー(T_T)」って嬉しい嫉妬(笑) 餅は餅屋だ。メジャーリーガーが野球を教えているようなもんだから、そりゃそうだよね。

このプログラムの最終目的は利用者さんたちの手で本格的な漫画を制作すること。

おそらく日本で唯一の試みじゃなかろうかと、この企画を思いついたおいどんはドヤッといい気になっております(この期に及んで手柄を横取りしようとしている赤坂であった。ワハハ)

で、おいどんも生徒になっていろいろ学び直しました。楽しかった!

なにより、まるで昨日も会ったかのような、いつも通りの利用者さんたちの対応に本当に癒された。おいどんは、この人たちに何度も何度も救われているよ。ホントの本当に感謝! 

追記・福岡のひまわりパークの利用者さんたちも今日が仕事始めとのことで、「赤坂さん、どうしてるかな~?」って話題にしてくれていたとのこと。それを聞いて涙がでるほど嬉しかった。ああ、はやくひまわりパークの人たちに会いに行きたいな。いつものように昼休みはみんなでトランプして盛り上がりたいな。そして彼らと机を並べて一緒に絵を描くのは、おいどんにとって最高の幸せタイムなのだ。


まんが塾の様子。義兄は、いろんな猿を描くことで利用者さんの中にあるイメージを膨らませていた。すると、一人の方が猿をモチーフにしたキュートな自画像を描き始めた。なるほど、すげえ!



こちらは、秋にひまわりパークへ行ったとき、おいどんが世界一有名なネズミさんの絵を描いたら、利用者さんが色をつけてくれて、さらに愉快な仲間まで描き加えてくれた。

絵は自由なんだ。なんだってありなんだ。そして自分が楽しいのが一番。

2015年12月22日火曜日

久しぶりに投稿

もう十数年も前のことだが、おいどんは、おそらく我が国のテレビ(CSだけど)で初めてプロ野球のあれこれを物理学の見地から紹介した男でござる。

変化球は、そもそもどうして変化するのか?とか、まっすぐ(直球)も実は変化球の一種であるとか、松坂投手のスライダーのすごさを理化学研究所の先生に分析してもらったりとか。

また、某ラジオ局で某球団の「雨傘番組」の構成をさせてもらったこともある。簡単にいうとプロ野球中継が雨で流れたときに代わりに放送する番組のことだ。

極貧物書きだったおいどんは、いつも雨乞いをしていたもんだ。雨が降って試合中止になればギャラをもらえるからね。ワハハ。

ちなみにその球団のフランチャイズ球場に屋根ができたことで失業したのは、ここだけのヒミツだ(T_T)笑

とまあ、漫画家の義兄もプロ野球スカウトの作品を描いていたりと、なんやかんやプロ野球には縁がある。

で、このまえ、たまたま立川にあるベースボールという飲み屋さんに立ち寄ったら、そこのマスター(監督さんと呼ばれている)と意気投合し、めっちゃ楽しい時間を過ごさせていただいた。

お客さんも素敵な方(阪神ファンの人たちが面白かった!)ばかりで、とても気持ちのいい店だから、また行きたいなあと思っていたのだけど、それから仕事で忙しくなっていたら、監督さんから「元気にしてますか?」とお電話をいただいた。

嬉しかったなあ。

画像は、監督さんと親しい福岡ソフトバンクホークス・松田選手の本物のユニフォームと本物のヘルメットと本物のバット! 幸せすぎて気を失いそうになった(笑)




2015年10月20日火曜日

宮沢賢治カレンダー

「ひまわりパーク六本松」が制作した宮沢賢治カレンダーのチラシのネーム(文章)を書きました。

賢治好きの方なら、「おっ、この文章を引っ張ってきたな?」とニヤニヤしていただけると思うし、知らない人も宮沢賢治の描く世界観に興味をもってもらえたらという思いを込めました。


川と海と。

この1ヶ月半の出来事です。(3ヶ月前と同じパターンになっておりますが 笑)

山へ行ってヤマメさんとニジマスさんを釣ってきました。自分で作った毛鉤で釣ると、もっともっと楽しい!





そんで、またしても福岡の「ひまわりパーク六本松」へ。

いま作っているものが世に出るまで、まだ時間はかかりそうだけど絶対にいいものができると信じています。自分たちが作った作品を、一人でもいいから、誰かが喜んでくれたらそれが最高の幸せだ。

なにより、ひまわりパークの利用者さんたちともっともっと近しくなれたのが嬉しかったな。

福岡は大都会だけど、少し離れればこんなに奇麗な海があるとです。





そうそう、クライマックスシリーズにも行ってきたよ!!!
赤坂熱男さんになりました(笑)




2015年8月31日月曜日

ことばのソムリエ完結編

本日、最後のことばのソムリエでした。

いつものようにヘラヘラと笑顔でって思ってたら、ここんところ表現というか、口数が少なくなった利用者さんがソムリエ終了後にトコトコとおいどんのところへ歩み寄り、「赤坂さん、いろんなことを教えてくれてありがとう。みんな赤坂さんのこと大好きだから頑張ってね」と言ってくれた。

そんなのずるいぞー(T_T)

泣いてしまったじゃないか。。。

また、これまで支援で関わってきた、おうちの方々からもたくさんの暖かな声をかけていただき、こんな素敵な人たちと関われて、おいどんはラッキーな人生を送ってると誇りに思いました。

本当にありがとうございます!

ちなみに、とある利用者さんがソムリエの最後の最後に「また会う日まで」を涙ながらに歌ってくださったのだが、歌詞の二番に突入する寸前の絶妙なタイミングで他の利用者さんが「長いなー」と呟き、歌ってる方含め、一同大爆笑。ソムリエらしい終わり方だった(笑)

偶然にも最後の漢字テストは「笑う」。みんなに伝えたい大切な漢字を考えてたらこれしかないと思った。もちろん全員百点取ってくれたよ。えへん、えへん。

画像の漢字を書いた人は、ソムリエスタート時は正確にひらがなも書けなかったんだよ。本人の努力でここまできたんだ。すげえ!

今やソムリエメンバーにとって「笑」の漢字は簡単すぎるかもしれない。

とにかく、プリントや答案用紙を得意げにもって帰るみなさんの姿をヘラヘラしながら見送るのが、なによりの楽しみでした。

全ての利用者さんたちの答案用紙は、どんな原稿より自慢できる作品だ。

毎週月曜日、それも5年間も付き合ってくださり感謝、感謝です。

みんな、ありがとーーー!!!!



2015年8月26日水曜日

ことばのソムリエあと一回

平成22年から5年つづいた知的障害者施設での「ことばのソムリエ」は、8月31日をもって終了させていただくことになりました。

特別支援学校での社会人講師のときもそうだったが、まさかこんなに長くやらせていただけるとは思ってもいなかった。

おかげで、多くの利用者さんたちとたくさんの感動や喜びを共有させていただくことができました。

最初は満足にひらがなを書けなかった人が、今や難しい漢字を書いてエヘンと自慢してきたり、お医者さんが「ADLは低下しているのに、読み書きの能力が向上してるなんて、こんなケースは初めてだ」と驚いていたり、意欲をなかなか持てなかった人が積極的にかかわってくれるようになったり・・・利用者さんたちの向上心や可能性に、毎回おいどんは勇気づけられ、「よーし、俺も負けてられない」と励みになりました。

ソムリエでは、読み書きだけでなく、あやしげな科学実験やインチキ赤坂の英会話レッスン、歌詞や俳句づくり、なんだか無性に大きいモノが作りたくなって超巨大空気砲やジャンボ双六ゲームなんかを制作したり・・・面白いことをいっぱいしてきました。

みんなの笑顔に包まれたソムリエの空間が大好きでした。

あと残り一回・・・。

最後まで悔いのないように、いつものように全力で、「ぬるーく楽しく真剣」にやりぬきます!


2015年8月3日月曜日

夏のアレコレ

久しぶりの投稿でごわす。


いてもたってもいられなくなり、ずっと気になっていた山梨の某川へ釣りに行きました。

地元の漁協の人とお話をしたが、ずいぶんと丁寧に川を守っているとのことで、確かに驚くほど魚影濃かった。(放流魚ではなく産卵床を作って魚を繁殖させているという)。

へたっぴのおいどんでもイワナやヤマメ(アマゴかな?)が釣れた。

ところが、フィッシングベストからスマホを取り出して記念撮影しなきゃとアタフタしてる間に、ことごとく被写体に逃げられるという悲しいスパイラルにハマってしまったよ。トホホ(T_T)


こんな素敵な川が家からクルマで一時間半ってのが嬉しい。どこかはヒミツ!



7月の後半は福岡へ。

いつものように、「ひまわりパーク六本松」へ行ってきた。なんだか愉しそうなものを作っておりました!


昼休みは、利用者のみなさんとトランプで盛り上がった。まるで勝てずに、「ええい、このまま帰れるか」とおいどんは、東京へ戻る前日にトランプだけを目的にひまわりパークへ行った(笑) 最後の最後で勝ったどー! ガハハ。


とまあ、なによりも利用者さんたちとずいぶん関係が深まったのが嬉しかったよ。

そんな「ひまわりパーク六本松」が来年度のカレンダーを制作しました。

テーマは偶然にもおいどんが大好きな宮沢賢治! 月毎に賢治ワールドのワンシーンを楽しめる作りになっております。

賢治マニアのおいどんが感激したほどのデキで、九州人が描く宮沢賢治の世界は新鮮で愉しかった!






ところで、このブログで以前「福岡はうどんだ!」と紹介したけれど・・・

おいどんは日本全国いろいろと食べ歩いたけど、鯖はね、福岡が一番だ。大分のみなさんごめんなさい(笑) 福岡へ来たら鯖の刺身をぜひ! ゴマサバ(胡麻と醤油をからめたもの)もオススメ。うちは貧乏だったから、子どもの頃は鯖の刺身ばっかでうんざりしていたのはここだけのヒミツだ。今では高級魚なんだよねえ。

福岡は「焼き鳥」の文化が熟成しているからか、鯖の塩焼きもどこで食べても最高でした。ふわっとジューシーに焼き上げるのはなかなか難しいらしい。

東京にあこがれて故郷を飛び出しちゃったおいどんがいうのもなんだけど、改めて福岡はいいところだと思ったよ。